モスカテルはスペインでは主にバレンシアアリカンテマラガ周辺、そしてカナリア諸島で栽培されており、世界4大酒精ワインに数えられるシェリーの原料のひとつとして知られている。マスカット・オブ・アレキサンドリア、モスカテル・デ・セトゥーバルなどとも呼ばれる。またイタリアではモスカート、フランスではミュスカ、ポルトガルではムスカテルと呼ばれる。

モスカテルは食用にもなるぶどう品種なので、ワイン用のぶどう品種に比べて糖度が高く、フローラルで甘い香りが特徴となっている。

モスカテルのワインはこちらを参照。